その昔(5年ほど前)、格安(10万円以下)で擬似FAXサーバを作った。
一般的に、Faxサーバシステムは、1回線でも100万円程度はする高価なもの。
もちろんそれなりの機能はもっているんだけど、そのときのお客様の要望は、
『注文メールをFAXで受信したい』
それだけ。
でも、逆にそれだけの機能のFaxサーバなんて存在しない。
で、そこはこいさん。
『なければ作っちゃえば良い!』
で見つけたのが、『i-Mex』っつーツール。
Windowsクライアントでメールを送信すると、それをFaxとして送信してくれるっつークライアント・ツール。
送信先が1回線ならお試し版で利用が出来る。
でも、「送信」→「Fax送信」じゃぁ意味がない。
欲しい機能は「受信」→「Fax受信」
あとは、発想の転換です。
メールアドレスを2つ用意。
一つは注文受信用、ひとつはFax送信用。
注文メールをクライアントで受信して、それをFax送信用のメールアドレスに自分で転送すれば良い。
メーラーで受信メールを自動転送する設定しておいて、受信間隔を毎分程度にしておけば、完了。
これが、擬似Faxサーバ。
・Windowsクライアント・パソコン
・i-Mex(クライアント・ツール/1回線なら無料)
・Faxモデム
・Fax電話機
10万円も掛かりませんね。(^^)
パソコンは、ソフマップの牛丼パソコン(笑)
運用費用も、パソコンの電気代とFaxの電話代のみ。
エンジニアに必要なのは技術力だけではなく、決め付けないことと想像力、発想の転換が出来る柔軟性っつーことです。
もちろん今でもこの技が使えます。
10万円以内でFaxサーバ機能を実現させたい場合は、是非、ウェブキャリアのこいさんまでお問い合わせください(笑)
■i-Mex
http://www.i-mex.ne.jp/
■ソフマップ/牛丼パソコン
http://www.sofmap.com/ |