田北百樹子著「シュガー社員が会社を溶かす」を読みました。
なにやら、以前読んだ「他人を見下す若者たち」の企業内限定版みたいなイメージでした。
要は、全員にではないにせよ、若い世代の中にかなりの確率で存在する「シュガー社員」なる「仕事ができずに甘ったれで、周囲に迷惑をかけてもまったくそのことに気づかず、常に自分本位に物事を考えている」社員が会社を駄目にしてしまうという内容でした。
http://www.bookman.co.jp/details365.html
「シュガータ社員」はいくつかの種類に分類されています。
■ヘリ親依存型シュガー社員
過保護な親がへばりついてお互いが破滅に向かうタイプ
■俺リスペクト型シュガー社員
大切なのは自分、大好きなのも自分。そんな自分にとことん甘いタイプ
■プリズンブレイク型シュガー社員
壁にぶち当たると壁を乗り越えられず楽な方へ逃げていくタイプ
■ワンルームキャパシティ型シュガー社員
ルーチンはこなすけどイレギュラーがおこるとパニックしまくるキャパシティの狭いタイプ
■私生活延長型シュガー社員
勤め人という意識が低く、家にいるのと同じ環境を好むタイプ
確かにいっぱいいるタイプですね~。「俺リスペクト型シュガー社員」「プリズンブレイク型シュガー社員」「ワンルームキャパシティ型シュガー社員」の融合型が多い気がしますが、こうしてみると世界の終わりのような感もあります。
まあ、でもここから育てるのも大変ですが、ある意味醍醐味のある社会貢献かもしれませんね。
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