ちょっと風邪気味といっていた角谷さんでしたが、1時間、熱弁をふるわれていました。
http://kakutani.com/20071023.html
http://dn.codegear.com/jp/article/36936
今回の講演は、Rubyの現状について、永和システムさんの取り組みなどから客観的に分析してお話をいただいた部分と、Rubyに対する角谷さんの熱い想いのお話という構成でした。
永和システムマネジメントさんは、角谷さんを中心にRailsでの開発の先端をいく会社の1つですが、先期の受託プロジェクトに占めるRuby on Railsでのプロジェクトは全体の22%だったそうです。
角谷さんは先般、オライリー・ジャパンから「JavaからRubyへ~マネージャのための実践移行ガイド」という翻訳書を出版されており、現在もJavaとRubyでの開発部隊をマネジメントされていることもあり、Javaの強み弱みとRubyの強み弱みを解説しながら、Rubyがエンタープライズな開発の世界にもたらす価値について明らかにされていました。
また、Dave Thomasの言葉を引用しながら、ご自身のRubyに対する熱い想いを「Rubyの価値観」といタイトルで詳細に解説されていました。先般、ご紹介したミラクルリナックス社のセミナーで特別講演された、「まつもとゆきひろ」さんの「Rubyからのメッセージ」の内容を彷彿させるようなRubyへの愛がびんびん伝わってくる内容でした。
終了後、先週お約束させていただいた通り、「JavaからRubyへ~マネージャのための実践移行ガイド」にサインをいただいちゃいました。(ちなみに大場光一郎さんの真似です・・・)
なお、今回の講演資料は、下記にUPされています。
角谷信太郎HTML化計画
http://kakutani.com/20071023.html |