週末に借りてきて観ていなかった「パプリカ」を観ました。
キャッチになっているテーマは「夢がおかされていく」ということですが、これがまあ、よくわからん感じでした。
http://www.so-net.ne.jp/movie/sonypictures/homevideo/paprika/index.html
あらすじは、AMZONから抜粋するとこんな感じです。
医療研究所が開発した他人と夢を共有できる画期的なテクノロジー“DCミニ”。だがそれが盗まれ、悪用して他人の夢に強制介入し、悪夢を見せ精神を崩壊させる事件が発生するように。一体、犯人の正体は? そして目的は何なのか? 事件の解明に挑む美人セラピストの千葉敦子は、クライアントの夢の中へ容姿も性格もまったく違う夢探偵“パプリカ”となって入っていくが、そこには恐ろしい罠が待ち受けていたのだった…。
『千年女優』などで知られる今敏の最新作アニメ。アニメの魅力のひとつはメタモルフォーゼにあるが、本作ではそれが人物ひとりの変容だけでなく、世界を変容させていく。例えば刑事の夢の中に入った時は、瞬時に場面が『ターザン』の一場面になったりスパイ映画になったりするのだ。夢の世界が舞台なだけになんでもできるという状況を、今敏監督は逆手にとってまさにイマジネーションの洪水ともていうべき展開を見せるのだ。ストーリーも魅惑的だが、その映像に酔いしれること確実の、アニメとしての魅力にあふれた素晴らしい作品だ。(横森 文)
ユングやフロイトに精通している筒井康隆の原作ですから、「夢」を描くのは得意で、いろいろな展開や設定ができるのでしょうね。夢と現実の境がなくなるのが典型的パターンではありますが、その典型的パターンを飽きさせずに見せるのは流石。でもちょっとひねりすぎていて分からんのはいまいち。。。原作本で読むと分かるのでしょうかね~
そういえば20年近く前のヴィム・ベンダースの「夢の果てまで」というのも思い出しました。ヴィム・ベンダースは「ベルリン・天使の詩」を筆頭によい監督でしたよね。今も撮っているのでしょうか。 |