
ワイキューブ代表の安田佳生さんの「下を向いて生きよう。」を買いました。
安田さんは一時期、リクルートにも在籍していたRのOB同士の方ですが、リクルートの文化とはかなり違った人生観をお持ちなようです。
リクルートの人といえば、自信性が高かったり、能力の高さや強さを全面に押し出そうとするタイプが多いのですが、安田さんは、人の弱い部分、傷つきやすい部分を全面に出す方のようです。こんな冒頭の一説に集約されているのかな。
逃げたこと、嘘をついたこと、愚痴を言ったこと。
そんな経験など一度もないという、つまらない人間と私はおつきあいしたくありません。
人生には成功か失敗かしかない。本気でそう思っているような、
そんな薄っぺらい人間とも私は言葉を交わしたくありません。
人は弱く、傷つきやすく、流されやすい。
それゆえに人間はおもしろく、人生は味わい深いものとなるのではないでしょうか。
小さなことにうじうじと悩み、自己嫌悪にのたうちまわって生きていく。
そして、ほんの小さな出来事に自己満足してしまう自分。
それがまっとうな大人の姿だと、私は思います。
本文を読んでいると、安田さんの子供時代とか、私の境遇にそっくりなので、少し驚きました。
ワイキューブさんはすでに設立して17年だそうです。それでも成功したのなんて偶然。大会社の社長が自慢しているような苦労話はほとんど後付と言い切る安田さんって懐の深い方なのだと思います。
ちょっと、最近にない面白い切り口の本でした。 |