最近の若者は挨拶すら満足にできないとか、エンジニアは挨拶しないとかよく聞きます。確かにそういう若者もいるし、エンジニアは営業に比べればはきはきと挨拶する人が少ない傾向にあるとは思います。
しかし、ちょっと気づいたことがあります。現在、江東区のマンションに住んでいるのですが、ここの住民も挨拶しません。特に半分くらいは、こちらから声をかけてやって、かすかな挨拶が返ってくるだけです。声をかけなかったら、通りすぎてしまう感じなのです。
どうやら、挨拶がまともにできない(しない)若者は、彼らに原因があるのではなくて、ましてや職業柄でもなく、挨拶をしない環境で育ってきたのではないかと思います。
近所ですれ違っても挨拶をしない、もしくは、挨拶をしても気持ちのいい挨拶が返ってこずに、コミュニケーションにつながらないとすれば、挨拶しなくなるのも当然といえば、当然です。
問題は、思わぬところにあったんですよね。
「気持ちがいい挨拶」という表現があるように、挨拶は元来、お互いにコミュニケーションをとって気持ちよく、元気になるもののはずですが、そういう気持ちよさを味わったことのないやもしれない世代にどう伝えていけばいいのでしょうね。
やはり、われわれ世代の役割は重要なのだと思い知らされました。
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