高校時代にデザインが好きで一時期は美大に行こうとも思っていたんですが、ちょっと描きすぎたみたいでお腹がいっぱい(笑)だったこともあって、PC系の専門学校に進みました。PCでのデザインや物づくりを学び始めたらとても面白くて、授業だけでは時間がたりなかったです。そん状況だったから課題や卒業制作に力を入れ過ぎてしまい、就職活動のタイミングがずれてしまって、結局就職できませんでした。
その後は、ディスニーランドでアルバイトをしたりもしましたが、クリエイティブ系の会社に入って、展示会のパネルを作ったりしました。楽しかったですね。実際にものができていくのがなんともいえませんでした。でも、この仕事を本格的にやるとなるとCADを学ばないといけないんですが、技術を身につけても希望の仕事につける保証もないと思い、自分の知っているHTMLコーディングを仕事にしようと思って、Webの世界に進みました。
派遣で入った会社で自社HPの更新業務を通じてスタイルシートやタグを独学で覚えて、Web制作の会社に入ったんですが、人間関係でギクシャクしてややネガティブな気持ちになってしまいました。Webデザインの仕事は徹夜だって当たり前だし、残業も恒常的だとかいろいろ言われたりもして、どこに行ってもWebの仕事では同じような嫌なことが起きるかもしれないなって不安になり…。またディズニーシーでアルバイトを始めたり…。
そんなときにウェブキャリアからスカウトメールをもらったので、ちょっと話を聞きにいこうと思っていってみました。ウェブキャリアって社名だから当たり前なんですけど、Web系の仕事ばかりで(笑)、当時、Webに拒否反応があったので、私が「はぁ・・はぁ」と余り嬉しくなさそうな返事ばかりしていたら、川井さんに「なんか、気が進まないみたいですね〜」と言われちゃったんです。なかなか昔のことが話せなかったんですが、こうなったら言うしかないなって。
それで、昔のことを話したら、川井さんから「Webの仕事といってもいろいろあって、残業が多いことも徹夜になるものもあるけど、そればかりじゃないよ」という話が聞けて、だったらもう一度チャレンジしてみようかなって思ったんです。Webの仕事に対する不安を解消してもらえたのでその後に紹介された仕事はすんなり受け入れることができたんだと思います。
まずは1社、DTP系の会社でのHP制作の仕事を2ヶ月ほどしました。希望の正社員という話にはならなかったのですが、エンジニアの方も周りいたりと環境もよく、しっかりWebの基礎が勉強できました。川井さんの言うとおりで残業もそんなに多くありませんでした。そして2社目は、リンクアンドコミュニケーションという会社で「かわるナビ」※1というメタボリック予防のためにダイエットを促進するコミュニティサイトを運営しているWeb2.0系企業にWebデザイナーとして紹介派遣予定で入りました。この会社で派遣就業2ヶ月で無事に念願の正社員になれたんです。
入ってみて、最初は忙しくなかったんですが、だんだん仕事が増えてきて責任も重くなってきました。アシスタントというサポート的な業務ではなくて、自分が主体になって仕事をするのは時間配分とか本当に難しいと思うのですが、いい年齢だし(笑)しっかりやらないといけないと責任を感じています。同じような時期にやはりウェブキャリアの紹介で入った人もいて、いい刺激になっていたりもして、大変、充実しています。
今回の就職活動で、人材会社はウェブキャリアだけしか登録しませんでした。スカウトメールの文面もとても嬉しかったし、Webの仕事に対する不信感も取り除いてくれたり、本当にいい出会いだったと思っています。他の派遣会社とかでは、月に1回の懇親会なんかないんですけど、久々に会った人たちとも楽しく話せるし、皆仲良さげにやっているのとかも魅力だと思います。また、懇親会には参加させてもらうおうと思っています。
※1「かわるナビ」 http://kawaru.jp/

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