タイトル的に興味をひかれて買ってみました。
表紙の漫画のやりとりにすべてが凝縮されているような気がしました。
少年A「俺はやるぜ!」
少年B「何を?」
少年A「何かを」
本書の主張では、最近の若い人の特徴は、「自分以外はバカの時代」で、他人を見下すことで相対的に自分の価値を高くしている点だとしています。他人はみんなレベルが低いけど、自分はそうじゃないということですね。まさにこの漫画の少年Aと少年Bとのやりとりがその典型なのでしょう。「俺はいつかきっと何かを成し遂げるぜ」と思っている人がいたら要注意ですね。
以下のような傾向があるそうですが、、確かに最近強く感じるような気がします。
・自分に甘く、他人に厳しい
・努力せずに成果がほしい
・すぐにいらつき、きれる
・無気力、鬱になりやすい
・「悪い」と思っても謝らない
「裏づけのない自信は単なる過信」
「努力のない成果は単なる偶然」
「周囲や環境のせいにするのは言い逃れ」
そんな風にいつも心がけて自分を戒めたいものです。
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