リクルート社刊の週間「とらばーゆ」が休刊となり、9月26日からネットサービスに完全移管されます。
「とらばーゆ」といえば、30年前に誕生した女性向け転職雑誌で、女性の転職をさして「とらばーゆする」といわれるまでになった代名詞的な雑誌です。
その「とらばーゆ」が9月から休刊し、完全ネット化されます。なんというか感慨深いものもありますが、時代の流れなのでしょうか。先般、海外旅行情報誌の「ABroad」もネット化されており、ますます情報誌の勢いは衰えつつあります。
http://www.recruit.jp/newsrelease/2007/08/hot/TO20070821_01
ただ、ネット化が進んでいる反面、パソコンを持っていない方も多かったり、モバイルのサービス展開が遅れていたり、機能が劣っていたりという状態ではあるので、このチャネルの整備が進むまで微妙な状態が続くとは思います。
http://toranet.jp/c/INFO/renewal.html
また、ネット化が進むにつれて、検索上位合戦がさらに過熱するのでしょうが、ネットだけの広告合戦だと費用がかさむばかりで、なかなか競合優位性が保てません。やはりリアルマーケティングとのコラボレーションも必用でクロスメディアの重要性もますます高くなるのだと思います。
現在、ウェブキャリアでは、「女の転職@Type」に出稿していますが、「とらばーゆ」が完全ネット化されるとなると少し状況を見ながら検討しなければならないかもしれません。 |